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ご報告... [雑記]

年始のご挨拶もそこそこに...またもやご無沙汰してしまいました。

私事ですが...先週、飼い猫の「ぼん」が亡くなりました。
乙女時代に我が家に迷い込み、以来20年近く、引っ掻かない、噛まない
テーブルに上がらない、とてもお行儀の良い猫ちゃんとして家族に愛され
仲良く過ごしてきました。

市川市から千葉市への引越にも順応し、新しい家でも爪研ぎ用のボードと
階段用の小さな絨毯以外ではほとんど爪を研ぐことなくおトイレも綺麗に
使う、野良猫出身にして出来過ぎた子でした。

おトイレと言えば、亡くなる前日まで自分でトイレまで歩いて行って
専用シートの上できちんと用を足していたぼん...

去年の秋、もともと弱かった歯が炎症を起こしてしまい、お顔が腫れて
手術することに。
心配した麻酔の後遺症もなく、また元気に食べるようになって一安心して
いたのですが...年が明け、年始の休暇が終わろうとした頃、急激に体力が
低下してしまいました。
年齢を考えれば、今迄これほどまでに元気でいてくれたことを奇跡と思い
感謝せねばならないところ、やはり欲は尽きず、なんとかまた元気に
なって欲しいと思う私達の願い虚しく...
金曜日の朝、仕事に出掛ける妹と私を見送り、静かに天国に旅立ちました。

その日の朝はゆっくり呼吸しながら小さな声で鳴いたり、前肢を可愛く
かいて撫でてくれと催促したり、彼女なりに甘えているようでした。

看取ってくれた母によると、最期までとても穏やかだったとのこと。

その言葉通り、お花を買って家に戻ると、まるで眠っているかのようで、
あまりにいつもと変わらぬ姿に、目を覚ますんじゃないかと思って何度も
名前を呼びかけてしまうほどでした。

あの震災の日。
家族のみんなが帰宅できず、一人で過ごさねばならなかった夜。
それまで布団に入ってくることをほとんどしなかったぼんが私の腕の中に
潜りこみ、ごろごろごろごろと喉を鳴らして自身と私を励まし続けてくれ
ました。人間より自然災害に敏感だという彼等が、決して怯える様子を
みせずに毅然と振る舞ってくれたことが頼もしく、もしあの時彼女がまた
違った様子だったなら...
その後発症した私の心の不安定さはもっと酷くなっていと思うと、感謝の
気持でいっぱいになります。

そんなとても愛情深い一面と、猫らしい(!?)マイペースな一面とをもって
いたぼんは、可愛い骨壺に入って家に戻ってきました。
急変した日、お正月休みにもかかわらず対応して下さった動物病院さまから
贈りいただいたお花とともに、今は朝日の当たる場所でひなたぼっこを
しています。

新年早々、このような話しですみません。
私はとても元気です(*^^*)

火葬して頂く際、扉を閉める時にはさすがに堪えきれずにたくさん泣き
ましたが、そのおかげでかその後は彼女の思い出、そして見事な生き様を
笑顔で話せています。
この連休も予定通り出掛けたり、家でごろごろ過ごしたり、普通通りの
生活をしております(^3^)v食欲もばっちり!

ブログをお休みがちだったことと今回の事とは全てイコールではありま
せんが、やはりそんな気分になれずにいたのかと思います。

説明もなく、更新が滞りご心配をおかけして申し訳ございません。
ご覧頂く方に私事で心配いただくことが何よりも辛いので、全てが終わって
からのご報告となりました。

なにとぞ、メールやメッセージのご心配なく、ご一読いただきました後は
ご放念いたきますようお願い申し上げます。


ここ数年、大きな熊猫に夢中になっていく私に焼きもちを焼く事もなく(プチ寂)、
家族の一員として私のパンダさん活動を応援してくれたぼんの言葉に甘え(笑)、
また私なりのペースで大好きなパンダさんやアレコレを綴っていきたいと思います。


こんな未熟な私ですが、今後ともよろしくお願い申し上げます(*^^*)


さと八

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ぼん(本名:りぼん)

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