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休止中 4 [パンダこねた]

おまけ <パンダこねた> 「お宝ビデオ」の巻
 ※中盤に直筆イラストがあります。笑ってもいいけど怒らないで下さい。

先日、弟のお嫁様のUちゃんから大変貴重な物を見せてもらいました。
それは「ムツゴロウとゆかいなパンダ物語」という番組で、2年前に放送された際
録画したそうです。Uちゃん、ナイス!


内容は、ムツゴロウさんが四川省臥龍パンダ研究センターを訪れ、コパンダや
赤ちゃんパンダと触れ合ったり、フランス人宣教師デビッドが最初にパンダに
出会った山奥の村へ訪問、また他の基地で保護されているパンダを紹介したりと
とにかくパンダづくしの2時間番組でした。


特に興味深かったのが、双子の兄弟パンダの子育て記録です。


野生のパンダは一頭の子供を育てるのが精一杯だそうで、飼育下でもなかなか
難しかったのですが・・・
それを人間(飼育者)とお母さんパンダが1頭づつ交代で世話をする事により、
近年では二頭とも育てる事が出来るようになりました。


その方法を考えだした魏さんとパンダ親子の記録・・・

初めに驚いたのが、20号と呼ばれていたお母さんは出産直後から魏さんが
赤ちゃんを取り上げても全く動じることはありませんでした。
普段から非常に深い信頼関係が出来ている証なんだそうです。
逆に、お母さんはその都度ご褒美のリンゴを丸ごともらって嬉しそう?(笑)
(ご褒美といえばリンゴでした)


但し、この二頭の赤ちゃんをすり替えて育てる方法には問題点もあり、4〜5日
おきに二頭を入れ替えて各々が面倒をみるのですが、どうしてもどちらか一頭が
お母さん、もう一頭が飼育者と、担当が決まってしまいます。
お母さんと一緒に過ごす時間が長い弟の方が、兄よりも一回りも大きく成長して
いたのには驚きました。
(魏さんも愛情かけてお世話されていたのですが・・・)


それでも二頭はすくすくと元気に成長していきます。


少し大きくなり、二頭一緒にお母さんに預けてみる事に・・・
二頭同時の登場に、初めお母さんは戸惑ってしまいます。しかし、お母さんは
自分が手塩にかけて面倒をみた「弟」を自分の子供とハッキリ認識し、抱き上げて
可愛がり始め「兄」にはあまり感心を寄せなくなってしまうのです。
兄のほうも、飼育者の魏さんを「親」と擦り込まれてしまっており、柵から
頭を出して魏さんに対して後追い鳴きをする・・・なんとも切ない場面でした。


 切なさ&遠近感ゼロ
本当はもっと上手く描けます(大ウソ)


しかし、時が経つにつれお母さんの母性が発揮され、兄弟両方を認識して
可愛がるようになり、三頭での仲の良い生活が始まります。(ご安心ください!)

  ※その後、生後6ケ月で兄弟はお母さんから離れ、子供達だけで生活する
   ようになるんだそうです。(お母さんの次の繁殖準備のため)


そういった研究・経験から、昨年(平成17年度)臥龍パンダ研究センターで
生まれた双子ちゃんはじめ赤ちゃんパンダ達は、みな無事に元気に成長して
いるんだと思います。
研究センターの積年の努力の賜物ですね!


16頭のこぱんだ軍団・・・いってみたいな〜〜中国に〜〜♪


ちなみに、アドベンチャーワールドの梅梅お母さんは見事に双子の隆浜・秋浜を
育てあげました。
もちろんスタッフの方達のサポートがあってこそだと思いますが、子育てに
関してはお母さんが全て行ったとの事。
梅梅お母さんの偉大さにも改めて感動する、プレミアムビデオ鑑賞でありました。
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