南紀白浜のパンダ（平成21年4月）4

4月の訪問で楽しみだった事のひとつ・・・

　ばばーんっ
永明さんです。

去年の末、左目を負傷したためバックヤードで治療・療養に専念していましたが
この日は屋内運動場に登場してくれていました！

惜しげもなくおっぴろげてくれています（笑）

楽しみだったのにショットが少ない訳は・・・
コパンダ姉弟や愛ちゃん明くんにうつつを抜かしていたこともありますが（反省）

　二日目
永明さんの左目にはまだ負傷の跡があり


しつこく撮影するのは失礼なような気がしたからです。
（ちょっぴり白さが残っています）

　むしゃ
でも、美味しそうに目をつぶっていらっしゃる分には問題ありません！

　もぐ　もぐ
勢いのある召し上がりっぷりが嬉しいですネ！


永明さんのお眼鏡にかなった美味しい笹のようです☆
ちょっと食べてみたくなりませんか（笑）

さらには・・・
　大人気♪
5月訪問時の様子です。
お食事中の永明さんの姿をたくさんの方が観覧されていましたヨー！

　ごろ寝食い
さすが、元祖の貫禄です（笑）

この永明さん、白浜のパンダファミリーの大黒柱です。
漢で言うならば『高祖　劉邦』のごとき存在。（私にとってですが）
この永明さんなくしてパンダファミリーを語る事はできません。

１９９２年９月１４日北京動物園で生まれ、2歳になる少し前に来日。
今の愛ちゃん明くんよりも小さい頃に飛行機に乗って白浜に来てくれた永明さん。
送り出してくれた中国の飼育スタッフの方々の気持や小さな永明さんを思うと
わけもなく胸が締め付けられます。
数年後、残念ながら一緒に来日した蓉浜ちゃんとの死別。しばらくは永明さん
ひとりの生活が続いたそうです。
しかし、その悲しみを乗り越えて訪れた梅梅さんと運命的な出会い、
そして今、良ちゃんと素晴らしい家族を育んでくれています。

呑気そうに見えて実はとても波瀾万丈なパンダ人生を送っている永明さん。
今回の目の負傷、展示中止はとても心配でした。
しかし、飼育スタッフさんの適切な治療により、また元気いっぱいの姿を
見せてもらう事ができるようになりました（涙）

永明さん、みんな本当に心配してたんですよ！
だから、もう怪我なんてしないで下さいね（願）



（おまけ）白浜在住の永明さんの子供達

誰が一番似てるかな？
　未知数
梅ちゃん＆永くん

　判定微妙
愛ちゃん＆明くん

　暫定一位！
幸「　え？　コーチャンが？？！　」

そうだよ〜〜

　文句ナシ☆
お兄ちゃんの幸ちゃんが断然リード！（笑）

明くん、永くんもガンバレ〜☆

コメント 2

永明さんのお話が聞けて、私もじーんとしてきました。
蓉浜ちゃんはパンダランドの入り口で出迎えてくれますが
詳しいことがあまり分かりません。

でも永明さんがひとりで数年過ごされていたことはバックヤードツアーで
伺いました。
いくらパンダさんが単独生活としてもなんだかこのストーリーが切なくて。
その頃、白浜にパンダさんがいたなんて全然しらなかったことも悔やまれます。

でもこの悲しい出来事があってこそ梅梅さんとの運命の出会いにつながり
今の幸せパンダファミリーがあるんですよね☆

永明さん、白浜にきてくれてありがとう！と心から思います。

とりとめないコメントでスミマセン・・・


by そら (2009-06-01 22:32) 

そらさん、こんにちは！
私が初めてお会いしたときは、もうすっかり「ご立派なお父さん」だった
永明さん。
以来、どうも永明さんは生まれた時から「お父さん」だった気がして
なりません(^^;)
しかし、永明さんもピンク色だった時代があり（笑）、やんちゃなコパンダ
時代があり・・・そして、そのコパンダ（大）時代に日本に来てくれたん
ですよね(*^^*)幸
永明さんについてのお話しは、アドベンチャーワールド発行の書籍で
読みました。永明さんが蓉浜ちゃんを追いかけている可愛い写真も
載っていましたヨ(*^_^*)
面長の面影が、可笑しいような切ないような・・・
きっとそらさんが切なく思われたのと同じようなお気持ちってこんな感じかな？
なんて思ったりしています。

梅梅さん、そして良ちゃんから慕われ、素晴らしい家庭を気付き上げた
永明さん。
たくさんの子供達の気配を感じながら過ごす永明さんの人生。野生では
ありえない形かもしれませんが、素晴らしいものだと思います。
そしてそして、私達もその幸せ家族のお裾分けに与れました（幸）
ほんと、白浜に来てくれた事に感謝ですネ！
by さと八 (2009-06-02 18:33)