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中国四川省のパンダ 4(平成18年9月) [中国・パンダ旅行]

第二パンダ幼稚園です。(勝手に命名)
こちらでは5コパン達が思い思いに過ごしていました。

右手にも広くスペースがあり、同じ様に木や遊び場があります。

 きゃー きゃー
ず〜っと一緒に遊んでいた仲良し3熊猫組。

 わー わー
梯子のところで、くんずほぐれず・・・

その中で、ちょっぴり気になった子・・・ロンちゃんです。(こちらも勝手に・・・)

ひとり、ずっと木の上で過ごしておりました。

 くー くー
子どもパンダにとっては、ずいぶんと高いところと思われますが、ここがお気に入りの様子。

幸ちゃんがあんな高いところに登ったら、ハシゴ車出動ですね(笑)
(「コーチャンだって、登れるヨ!」)

みんなと一緒に遊ばないの?
 逆側から…
「だって、ひとりがいいんだもん」


「妈妈(ママ)に会いたいなぁ・・・」

このコパンちゃん、ほぼ一日木の上にいたようです。
飼育員さんが呼んでも降りてこなかったと後で聞きました。

話しによると、双子で生まれた子の場合、交換保育終了後から幼稚園入園までの間
母&2宝宝(赤ちゃんパンダ)で生活する期間があり、小さい頃からコパン同士上手に
コミュニケーションをとる事を身につけます。
逆に、一人っ子は母の愛情を独り占めのかわりに、時として熊猫見知りする子に育って
しまう事があるらしく、そういう場合仲間に加わって遊ぶよりひとりで過ごす事が多く
なるそうです。(幸ちゃんの場合は社交的(ひょうきん)なのですぐ打ち解けるかな?)

また100%推論ですが、交換保育を受けていない場合、人間と接する(愛情を受ける)
機会も少なく、飼育員さん達との信頼関係も他の子より希薄なのかもしれません。
(自然界では不要な事ではありますが)

パンダは1年を通してほとんどの時間を単体で生きる動物です。ですが、大人になったら
交配等多少のパンダ付き合いも大事。この「パンダコミュニケーション苦手」ちゃんも、
いつか上手にみんなと付き合えるようになりますように!

来週は、このロンちゃんと3コパンで仲良く遊んでいる「トンちゃん、チンちゃん、
カンちゃん(とんちんかん)」の様子や、幼稚園潜入リポート等をご紹介したいと
思います。
来週もコパンダ達がいっぱいだよ♪(うさんくさい?)ぜひまた遊びに来て下さい!!
今週もご覧頂き、ありがとうございました(感謝)


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