中国四川省のパンダ 8(平成18年9月) [中国・パンダ旅行]
大騒ぎのパンダ幼稚園からちょっと離れて・・・
今年生まれた赤ちゃん達をご紹介します。
こんにちは!
「ドコから、ちたの?(何処から来たの?)」
日本から来ましたよ!
お元気そうで、なによりです。
・・・ナゼかおじいちゃんに話しかけているような気持ちに・・・
(おじいちゃんぽい赤ちゃんでした(笑))
まさに、たれぱんだ!
なんとも可愛い後ろ姿です。
ミルクを飲んで、口の周りを優しく拭いてもらっています。
なんてちちゃいんでしょう!
こちらは・・・うんち中かな??
頑張れ!頑張れ!(排便も応援しちゃいます)
飼育員さんに、優しく丁寧に排泄を促してもらってます。
まだ生まれたばかりのようで、とってもちっちゃいですね。
こちらは、生後1ケ月以上経っているかな?
白黒の模様がかなりハッキリしてきてます。
気持ち良さそうに寝ています。
健やかに大きく大きく育ってね。
パンダのお母さんと人間の究極の共同作業・・・交換保育(双子交換)の様子です。
授乳から排泄、保温、全身に適度に刺激を与える(脳の発達に重要)等、パンダの
赤ちゃんはとって手がかかります。
二頭一緒に面倒を見る事は非常に難しいため、交代に一頭づつを保育するこの方法が
成功した事により、飼育下で誕生した赤ちゃんの生存率は格段にアップしました。
ではなぜパンダのお母さんが時々入れ替わる子供をちゃんと自分の子と認識出来るのか?
そんな質問にセンターの先生がお話しして下さったところによりますと、胎内もしくは
出産の際の産道で、自分の子供とわかる匂いをつけてあるのではないかというご説明
でした。
また、その時のお話しでは、その交換保育による弊害・・・
個体数を増やすという事と同様に重要である「繁殖に成功したパンダを自然に返す」
という最終目的のためには、現在の方法では人間に慣れすぎてしまい難しいという
問題点についても伺いました。
成功の結果生じた新たな課題、しかし先生方は今後更に研究していくと力強くお話し
されていました。
「パンダの未来は絶対に明るい!」そう強く思った瞬間です。