中国四川省のパンダ 7(平成18年9月) [中国・パンダ旅行]
2006年9月24日、「となりのこぱんだ」様の網網ちゃんのママ毛毛さんが赤ちゃんを
出産しました。(おめでとうございます!)
今回は、思いがけず見学させていただく機会を得た「出産にそなえた母体のエコー検査」の
様子をご紹介したいと思います。
主役登場
「スタンバイ、オッケーよ!」
おかあさんパンダ、优优(YOU YOU)さんです。
飼育員さんからの合図にしっかり反応して・・・
「先生、よろしくお願いします」
検査の体勢になりました。
お腹にゼリーを塗ってもらい、検査が始まりました。
お腹の毛が剃られていて・・・ちょっぴり寒そう??
お腹の中の赤ちゃんが鮮明に写っています。
双子ちゃんは元気にお母さんのお腹の中でとても順調な様子です!
くすぐったくないかな??
プリントアウトしたものです。
二頭そろって元気に生まれてきてね!
この後、优优さんは9月11日に双子を出産したそうです。
http://www.pandaclub.net/%5Cview.jsp?tipid=1157960409181
(臥龍大熊猫倶楽部、ニュース)
おめでとうございます!
検査を拝見していて強く感じた事は、飼育員さん・先生はじめ研究スタッフの方々達と
お母さんパンダとの良好な関係でした。
それは、単に「飼育」ではなく「愛心飼育」と表現され、非常に愛情・真心をこめて
世話する事により、飼育する側とされる側に強い信頼関係が育まれた結果だそうです。
(お母さんパンダに限らず、すべてのパンダに対してです)
叩いたり引っ張ったりして厳しく躾けるのではなく、根気強く繰り返して愛情をかける
事により(そこにリンゴという助手がいたとしても)、パンダ達は我が身を想ってくれる
行動と解釈して、素直に指示に従っているように思えました。
(動物病院に連れていく度、「この人、アタシを殺そうとしてます!捨てようとしてます!」
と号泣する我が家の猫・・・いつか分かってもらいたいものです。)
私達がセンターを訪れた時、生まれた赤ちゃんは12頭でした。
お話しでは、今年は18〜20頭になるのではとのお話しでしたので、毛毛さんの出産により
19頭となり、センターでの喜びもひとしおの事と思われます。
とはいえ、大事な大事な・・・そしてと〜っても手がかかる19宝宝軍団!
お母さんパンダ&飼育員さんにとって、これからが一番大変な時期かもしれませんね。
みんな、元気に育ってくれますように!
明日は、そんな今年生まれの赤ちゃんパンダをご紹介したいと思います。